ギネス

vietatofumare2007-01-10


 イギリスと言えばパブである。おっさんたちの居場所。なんとなく、カウンターばかりでいつも混雑している。そんなイメージを持っていた。当然ギルフォードにもたくさんある。一人で入るのは気がひける。そう思っていたが、友人が誘ってくれたので行ってみた。どうやって買うのか、どこに座るのか、どんな人がいるのか。そんなことをポイントに観察した。それを知れば次から一人で入れるから。

 ビール、つまみ、料理は入ったすぐのカウンターで注文し、そこで支払う。レジはない。カードは使えない事が多い。中ジョッキ程度が1パイントというらしい。値段は3ポンドくらい。料理が頼める場合もそこで注文。チキンソテーのようなものは4ポンドくらい。不思議な気がするが、3時くらいまでしか料理は扱っていない。夕方以降はポテトチップしかないのだ。このときは料理を頼んだので20番と書かれた札を受け取った。

 本場のギネスはうまい。日本で飲んだギネスよりもうまい。びっくりである。この日食べたチキンもおいしかった。なんだ、イギリス人のもつ味覚はだって日本と同じではないか。「人類共通のおいしさ」というものが存在するのかもしれない。イギリスの料理がまずいとよく言われるが、あれは「まずくても気にしない」ということなのだ。彼らの舌がおかしいのはない。だから、イギリス人とも分かりあえるはずである。私のとっての新発見である。