なにもこんなところに店をつくらなくても

vietatofumare2007-01-17

 オークはハイ・ストリートに面した教会の裏の墓地に面してある。夜行くと、ちょっと雰囲気がある。マイケルジャクソンのスリラーの舞台のようである。墓地は静か。夜なのに鳥のさえずりが聞こえる。店に入ってみると、調度品に目がとまる。暗いところと明るいところと照明でメリハリがついている。意図的ではないのだが、結果的にそうなっている。スロットマシーンやダーツに興じている人がいる。店内にBGMはない。現代版のジュークボックスで音楽をリクエストする人がいれば、それがBGMになる。私が寄ったときは80年代の洋楽が何曲か流れていた。暖炉のとなりの席に座ってギネスビールを飲んでみる。

 一緒に飲んでいるのは、ブログでも紹介した日本人の同僚である。彼は酒のみで、私が一杯飲む間に三杯のんでいた。銘柄もカーリングかステラ。かれはギネスをあまり飲まないようである。日本で飲むギネスと味は違っている。それは本当。食事がない分、飲むよりない。まぁ、こうしてギルフォードの夜は更けていくわけである。ちなみに、イギリスでは法律でパブは11時過ぎには閉店するようだ。夜中までという具合にはならない。ある意味、イギリスの夜は早く更けるのかもしれない。