花火大会は思いきり

vietatofumare2006-08-11


 早いもので隅田川花火大会からもう2週間過ぎました。実家から花火は見れます。大変ですよね、電車にのって見に来る人は。だって、江戸川のように川べりからゆっくり見ることはできないのですから。熱いうちから我慢して、ビルの影からかいま見る。でも、そうするよりない。


 小学校のころから隅田川花火大会を見ています。だから、どの場所で見るのが一番いいのか、結構考えたつもりです。隅田川にベランダが面した部屋で見れればいいのですが、なかなかそんな友達はいないものです。かといって、場所とりするにはつらいです。では、どうしたらいいのか。


 私は結論を持っています。それは、全部見ようとしないことです。花火は7時過ぎから8時半までやっていますが、ずっと同じペースでやりません。最初と真ん中と最後に多くの花火が上がります。中間は、じつはどうでもよいのです。たくさんの花火が同時に打ち上がる。夜なのに明るくなる。乱れ打ち。それが、醍醐味なんです。もし、私が隅田川花火を紹介するのならば、・・・。いや、あえていう必要ないかもしれませんが。これを見てください。
 http://kanko-sumida.com/060618_hanabi_program.pdf
 花火大会の公式WWWにあるプログラムです。何発打ち上げるか、書いてあります。花火で綺麗だと思うのは連続に打ち上がることです。前半と後半、玉の数は同じに見えますが、密度が違います。結局、最後の5分間を見ればいいんです。そういうことです。それを、花火の直下でみればいいんです。この思いきりが「よい花火だったな」と思えるかどうかの分かれ目なんです。


 全部見ないのであれば、体力が温存できます。花火が終わった後の余韻も少し離れた駅間で歩く間に楽しみましょう。今年もみたね。来年も来ようかな。そういう印象だけが残るように、無理しないでいいところだけ見たほうがいいです。

スナップは「隅田川花火大会2006」です。