MacBook Proのバッテリーが膨張

　MacBook Proはバッテリー問題と関係がない。そう思っていたが、実はそうではないようだ。写真はMacBook Proのバッテリーである。明らかに膨張している。電池内部で気化したガスによるものか。このまま利用すると破綻しそう。YouTubeに上がっていた炎上するMacのようになってしまうかもしれない。なにより自分の身が危ない。

　特に変わった使い方をしていたわけではない。なんか最近バッテリの持ちが悪い。しかも、机の上でガタガタする。はて、何がおかしいのだろうか？　数日前には問題はなかったのだが。裏を見てびっくりである。なんだ、MacBook Proも逃げ切れなかったのか。フル充電ランプが悲しさをそそる。

　このバッテリーは私のMacのものではない。私より2週間くらい先に購入した学生さんのものである。ということは、私のMacもこうなる可能性が大である。まいった。9月末には学会で海外に1週間くらいでかけるのだが、同じロットならばそのあたりにバッテリーがこういう状態になるのかもしれない。飛行機で炎上したらテロリスト状態である。しかたないので、明日、新しくバッテリーを注文するか。それでは問題の回避でしかないが、かりにまた問題があるバッテリを購入してしまったとしても、半年間は問題ないだろう。appleがリコールを発表すると品薄になるだろうし、リコールの商品がとどくのが2ヶ月後ぐらいになるだろうし。無駄な出費は控えたいが、背に腹らは変えられぬ。まいったことである。

MacBook Proもバッテリ交換プログラムを実施していた
　MacBook Proはセーフである。実は勘違いだった。MacBook Proもバッテリー交換が必要なものがあったのだ！　えー、PowerBookとiBookって言ってたじゃねーか、全く。大体、このページ探しにくい。どうも、appleのアフターサービスに信用が置けない。ますます、置けなくなった。残念なことである。
https://support.apple.com/macbookpro15/batteryexchange/index.html?lang=ja

膨張したバッテリをもって飛行機へ
　このバッテリの持ち主である学生さんがappleに電話をしたところ、「バッテリは膨張しても安全性に問題はないためそのまま使って結構です」と言われたそうだ。飛行機にも搭乗できると。「しかし、そのままだと使い難いでしょうからバッテリ交換は必要です。」その学生さんも私も「大丈夫って、ホントかなぁ」と疑ってしまうが、彼は週末の海外発表が迫っているので、そのMacBook Proを使い続けることにし、ソウルへ旅立った。私が次の話を聞いたのは、彼が旅立ったあとである。
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20226267,00.htm