Flickrのマニュアル本(洋書)で教えられる日本

日本橋


 Flickrの本を読んでいる。その本では、なぜかjapanという文字がよく現れる。Flickr初期の投資家に日本人がいたせいかもしれない。いや、それだけでもない。例えばその本に、Flickr開発メンバーやFlickrツール作成者へのインタビューがあり、「お勧めの写真やグループは何?」という質問の回答にjapanの含まれているからだ。それは資本家とは関係ないだろう。


 それらjapan関係の情報うち、次の写真セット。へぇと思った。
http://flickr.com/photos/tags/japan/clusters/
まさに、日本っぽい。でも、こんな日本、本当に存在しているか? そもそも、開発者がなんでこんなページを知っているのか?意外に秋葉系だったりして。geekという意味でotakuという単語が使われている箇所もあった。Disney otakuという箇所だったが。これだと「へんな人」という意味になってしまう。著者は「新婚のときディズニーランドへ行って楽しい思いをした。だから今でも大好きである。」そういう意味なのだが。


 入門書もこんな感で書かれると読むほうも楽しいし、値段もきにならない。なんで、日本のマニュアル本て「本」として興味がもてるのはすくないのだろうか。今度から無理しても洋書のほうを読もうかな。
http://www.significa.jp/scienza/books/2006/09/how_to_use_flickr_1.html



写真は日本橋のビル工事現場
 一応、日本っぽくしている努力は評価しましょう。ただ、もっと上の方もなんとかしてほしい。いや、なにより、完成するビルがこの街のよい風景を与えてくれるともっといいのだが。