これが、地中海かぁ(感激)

vietatofumare2006-10-09


 地中海で泳ぐ機会に恵まれた。9月末の1週間、イタリアのサルデーニャ島に滞在する幸運。憧れだったエメラルドグリーンの海に入ったのだ。


 ハワイほど暑くないし、熱帯のような怖さがない。古代文明をはぐくんだ海の綺麗さは未だ健在。こういうところで時を過ごす贅沢を得られたのは、幸運以外のなにものでもない。気候も穏やか、海は綺麗で、ワインもパスタも満足な世界がそこにあったのだが、人類全員がその幸せを享受できないのも事実。人を行動を起こさせるのは怒りと不平等感であることは、有史以来変わっていないだろう。だから、「うらやましい」で済ませられる程度に自分自身も幸せの状態をキープしたいものである。人の幸せを心から喜べるのは、自分が幸せであるからである。そう、最近読んだ恩田陸の小説に書いてあった。そうなんだよなぁ、と通勤電車でしみじみ考え込んだ。

beach parasols


 サルディーニャ島へはどうやって行くのか? 初めは船かと思った。現代において、そんなわけはない。カプリ島とはちがうのだ。カリアリという街に空港があり、イタリアの各都市から飛行機がバンバン飛んでいる。私はローマから国内線(アドリアーノとかいうアリタリアと連携している会社)で乗り継ぎをした。成田からローマに到着して、パスポートコントロールを通ったらそのまま出口にでてしまった(笑)。国内便乗り継ぎとうことだから、ターミナルがちょっと違っていて、少し歩いたのだが不安だった。乗り継ぎって、外にでることはないと思っていたから・・・。結局、その方法で良かったみたいだけど。1時間ほど予定時刻から遅れて飛行機に乗り、サルデーニャへ。深夜11:00過ぎだった。滞在先のホテルで送迎サービスを頼んでおいたので、すぐに移動できた。頼んでいない人はタクシー乗り場に並んでいて、大変だなぁと思った。ちょっとした知識だが、こういうことが経験を積むことの意味なのだろう。