再び行く

vietatofumare2007-01-13


 大英博物館からナショナルギャラリーへ行く途中、チャーリング・クロス通りを歩いてみた。すっごく懐かしかった。確かに本屋街である。しかも古本屋がたくさん並んでいる。デザイン・美術の本屋もあるし、文学、ミリタリーの店もある。さすがに神保町ほではないけれど、それでも外国にこんな街があるのは驚きである。当然初めてなので店の習慣のようなものを私は知らないから、店の人からは無視されるかイヤな顔されてしまった。何が問題なのかと思っていたら、どうやら店に入るときに「ハロー」と言わないことにあるようだ。私と同じような人が店に入るときに「ハロー」と言ったら、店の人も「ハロー」と言った。それで、なんとなく良い雰囲気になっている。あの客は一見さんだと思うから、私もそうすればいいのか。今度、そうしよう。勉強になった。つまらんことだけど。

 チャーリング・クロス通りには楽器屋も結構ある。と、当然若者も沢山歩く。そう、この雰囲気は神田だ。駿河台の明治大学から三省堂にかけての雰囲気。しかも、通りは人であふれている。懐かしいと思ったのは「日本」でも「神田」でもなく、「バブル期の神田」だと思う。大学に入学した頃は、スキー屋も楽器屋も本屋も人にあふれていたね。あれって、もう、2昔くらい前になるのかもしれない。