田舎に住むということ

vietatofumare2007-01-21

 昨日はギルフォード滞在でホストをしていただいている方の家に昼食を呼ばれたので行ってみた。Dorkingという街に家を買われたということで、ギルフォード駅から自家用車でピックアップして連れていってもらった。高速道路にのって10分くらい、そのあと山道を30分くらい走ったところにあったのだが、人里離れたところであった。自宅の隣は立派な教会。無人なのだが、たまに結婚式に使われる程度だそうだ。家は昔(明治期)に学校として使われていたものを長屋として2家族で使っているという。キッチンやバスは近代的なものに改装してあったが、その他の部屋は渋い作りの家であった。

 どうせ住むなら田舎に住んでみようか。そう考える気持ちはわかる。私も一時期つくばに住んでいたときは、なるべく田舎のアパートに部屋を借りたことがある。初めは面白いのだが、街育ちの私はどうもつまらなく感じるようになり、結果的に都心に引っ越してしまった。しかし、それは日本だからやったまでで、イギリスに住むのが初めての状態でこういう家を買うだろうか?うーむ。しかしだ、どうせ外国なのだから都会に住んでも田舎にいても不便なことはあまり変わらないのかもしれない。

 しかしだ、それも若いうちだけだろうなぁ。病気になると気が弱くなるのだから、歳をとるとそれだけで気が弱くなるかもしれない。私の予想だが、歳とったら自分の良く知っている街に住みたくなるのだろうと思う。外国は旅行だけにしておこうという気もする。まぁ、私も歳をとったということだろう。10年前ならば、外国に住んでやろうという気になっただろうけど。