田舎暮らしは大変だろう

vietatofumare2007-01-22

 イギリスの田舎暮らしのつづき。その人の家の隣には立派な教会があるという話をした。プランが十字になっているし、塔があるしで、立派なカテドラルという感じである。今は無人なのだが。そこから林を5分も歩くと丘の上にでる。スゴイ見晴らしである。街が見える。線路が見える。そして、地平線は山の稜線であり、ゆったりとした波を描いている。まぁ、イギリスっぽいということ。

 丘は草地になっていて、馬が放牧されている。結構な数がいる。最近は雨が多いので湿っぽい草地を歩くと靴もズボンの裾も泥だらけである。馬糞は踏んでいないと思うのだが、若干心配になる。案内してくれた人は「この辺は馬も道を歩いているので馬糞も結構ある。こちらに引っ越してきたとき破傷風には注意せよということを聞き、私も妻も子供もみんな予防注射をした」と行っていた。はて、私はしていないが大丈夫だろうか? まぁ、裸足で土の上を歩いたり、傷がある手で土いじりをしなければ大丈夫だろうけど。それでも、田舎暮らしということは過去に戻る意味もあり、現代では意識されない病気に気をつける必要がでてくるのだろう。それはそれで面倒である。まぁ、ディズニーランドに住むのではないのだから、仕方ないが。

 この日(土曜日)は夕方までお邪魔して、暗くなってから近くの駅に連れて行ってもらった。そこからギルフォードまでは20分くらいだっただろうか。それなのに電車賃が5ポンド近いというのは、なんとも電車賃が高いとため息がつく。日曜日のロンドン行き、今週は予算の都合で中止しておこう。