やっぱり遅れた電車。では運行管理者はどんな顔を?

vietatofumare2007-02-08


 予報通り雪がふった。ロンドンに比較的近いギルフォードでもそれなりに降った。10センチくらいか?でも、昼前には上がってしまい、昼過ぎには晴れ間が広がり、太陽に照される雪をかぶった森は綺麗だった(会社は森の一画を切り開いたリサーチ・パークに位置している)。通勤には会社のマイクロバスを利用しているので、とくに問題を感じなかった。道路は塩がまかれており、雪はあまり積もっていないから。

 しかし、ロンドン近傍に限ってみても結構交通は混乱したらしい。列車、地下鉄はもちろん飛行機も高速道路も混乱していたそうである。私の友人はちょうど母親が訪ねてきていてイギリスを案内している最中で、今日は帰りのフライトだったはずである。大丈夫だったのか? そうれはそうと夕方のロンドンニュースをみる。もちろん、あの列車運行管理者の言い訳を聞きたいからである。と思っていたのだが、さすがにレポートはなかった。録画で「みんなするべき仕事をした、それ以上の雪の影響があったので遅れだが現状ではかなり混乱を防げたと思う。今夜の備えも始まっている」というコメントがあった。さすがに議論はなかったが、ロンドン子には今日の雪はひどかったと認識したようでレポーターもとくに噛みつかなかった。ちょっと残念かな。

 今はもう2月だから、今年の雪はこれで最後なのかもしれない。子供にとっても冬気分を味わう最後のチャンス。ちょっとしか雪が降っていないというのに、サレー大学構内には雪だるまを何個か見かけた。大学生もはしゃぐのかねー。アフリカからの人も多いから、珍しいのかもしれない。日本ならば雪国というものがあるから、こんな雪をみても「感動」しようがない。雪に苦しめられることもなく、暑さにまいることもない。かといって、素晴らしい気候の国だという話はきかないので英国人はどうも中途半端なところに住んでいるようである。しかしそれは多分、私の滞在期間がもっともダメな時期に重なったから悪い印象しか残っていないことが影響しているのだろうけど。