バージントレイン発見

vietatofumare2007-03-12


 私は「鉄」ではない。それでも、イギリスの電車には少し興味がある。いつも利用しているのは「サウスウエスト」である。ロンドンから南西の方面を担当しているという意味なのだろうか。JR東日本のようなものにちがいない。車両の形や配色は会社によってだいたい決まっている。サウスウエストは赤と青で構成されている。サザンは緑と白。そんな感じである。

 ふとホームを見たとき、見慣れない電車が停車していた。これはスコットランドの方で事故があったバージン・トレインの車両ではないか。ちょっとかっこいいなぁと感じていた車両なので間近でみれるとうれしい。事故のあった車両は全部赤だったからこれとはちょっと違うが顔は同じ。新しい車両のようでピカピカ。乗りごちはどんなものなのか。

 いつも使っているサウスウエストのギルフォード・ロンドン間しかしらないけれど、車内の音は日本より静かである。距離的、時間的、料金的には急行電車というクラスなのだが、日本のものよりも乗り心地はよいと感じる。まぁ、素人の私の感触だから当てにはならないが。

 乗り心地が最悪というか、笑っちゃうくらいなのは「ピカデリー・ライン」のヒースロー空港あたりである。すごいの一言。座っていると上下に振動しはじめ、共振してしまう。尻が椅子から離れるくらいの上下振動。よくこんなののってんなぁ、という気分になる。今はそんなでもないのだろうけど、イギリス経済が停滞していた時期の惨めさの遺物のような感がある。